MARK IS みなとみらい

MARK IS みなとみらいの概要

神奈川県横浜市西区に位置するMARK IS みなとみらいは、三菱地所が展開する大型商業施設です。2013年6月に開業し、施設の規模は地上6階、地下4階で合計約43,000平方メートルとなっています。みなとみらい駅とは地下で直結しており、利便性も高いです。商業施設としてはみなとみらい地区最大規模を誇り、さまざまなテナントがそろっています。特に、利用者向けに提供される「みなとみらいポイントカード」を使うことで、駐車場の割引など特典を享受できます。

歴史と開発経緯

MARK IS みなとみらいの開発の起源は、1983年に三菱重工業が横浜造船所跡地を取得したことに始まります。その後、2008年に商業施設と住宅の複合施設を中心とした「みなとみらい34街区プロジェクト」が公表されました。2009年にはリーマンショックの影響で計画が一時延期されましたが、2010年には商業施設に特化した計画を再発表し、2011年から着工が始まりました。そして2012年には「MARK IS」という新ブランド名が発表され、施設の名称が確定しました。

開業からわずか3日間で約40万人の来客数を記録し、初年度の売上高は250億円に達しました。目覚ましい成長を遂げ、2018年度には259億円の年商を記録しました。特に、行政や地域貢献に対する取り組みが評価され、日本政策投資銀行から最高ランクの「DBJ Green Building認証」を取得しました。

施設の特徴

施設のテーマは「ライフエンターテインメントモール」であり、多世代・多様なニーズに応えることを目指しています。189店舗が揃い、ファッション、雑貨、飲食など様々なジャンルの店舗が訪れる人々を魅了しています。特色ある店舗が各フロアに展開されているため、訪れるたびに新しい発見があることでしょう。

1階にはファストファッションやセレクトショップ、地下フロアでは食品館「まいにちマルシェ」があり、地域住民の生活に密着した店舗が揃っています。3階には子ども連れのファミリーに向けたショップや遊び場も設けられています。4階には食文化に関するイベントが行えるFREE体験施設もあり、訪れる際には様々な体験ができるでしょう。

シネマコンプレックス

MARK ISの5階には、2024年4月にオープンする「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」があります。スクリーン数12、座席数1050の新しいシネマコンプレックスで、特に音響技術には力を入れ、すべてのスクリーンに先進の音響体感システムが備えられています。これにより、映画鑑賞がより没入感のある体験となります。

まとめ

MARK IS みなとみらいは、商業施設以上の体験がある場所です。多世代ファミリー向けの施設設計や地域貢献への取り組み、さらには映画館や各種イベントが充実しており、幅広い人々に楽しんでもらえる空間となっています。訪れる際には、ショップや飲食スペースのほか、イベントや新しいアトラクションに出会うことができるでしょう。

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